「KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR 10Ks」にいってきました

KAT-TUNのドームコンはすごい」


噂には聞いていながらも、タイミングがあわず、なかなか行く機会の得られなかったKAT-TUNコン。次こそは、と思っていたら、充電期間にはいってしまことが決まってしまったので、今回は何があってもいく!と決めて、名古屋ドームのチケットを確保しました。実はLooking KAT-TUN以来のKAT-TUNコンで、かなりドキドキしながらはいったのですが、それはもう予想以上に楽しくて素晴らしくて、公演終了後いろんな予定の調整が終わり次第、すぐさま東京ドームのチケットを探したのでした。おかげ様で素敵な方に譲っていただき、29日にも参戦。今も余韻を噛み締めているところです。
今まさに充電前最後のコンサートの最中で、思うことはいろいろありますが、それでもこの感想を残しておきたい!と思ったので、もう単純に、書きます!真正面からKAT-TUNを追ってきたわけではなく、元ネタも長年の思いもよくわかっていないのですが、それでも最高でした!昔から応援している人にとっては、何言ってんの的なことも書いているかもしれないですが、ご容赦ください。
前置きが長くなりましたが、つらつらと放出しますね。




メインステージにはでっかい船。KAT-TUN×船にワクワクが高まったところで、始まるGOLDのイントロ。はーーー!かっこいいーーーーーー!!ってこれだけで圧勝です。最高です。コンサートの始まりってその後の2、3時間の物語を組み立てるために一番大切なところだと思っているのですが、「出航だぁーーー」で始まるコンサートにハズレがあるわけないじゃないですか。
噂に聞く布がたくさんの衣装も、光も、水も、もう全部かっこいいんです。好きでしょう。ジャニヲタなら絶対好きに決まってるでしょう。布がたくさんの衣装を脱いでも布がいっぱいついたシャツとか着てるんですよ。豪華!全部豪華!
そこから怒涛のセトリが続きます。本人たちもオープニングはつめこんだといったような趣旨の発言をしていましたが、まさに休まることのしらない選曲演出光炎音!どーん!
ふとわれにかえれば、ドームを埋め尽くす真っ赤な銃。血塗られた客席に容赦なく発せられるKAT-TUNからの「お前ら声でてねーぞ!!!!」というお言葉。いや、もう、途中、なんか怒られてんのかな?と思いましたもん。コンサートにきてこんなに怒鳴られる*1ことってあるかな?って。煽られて煽られて声出しているうちに、KAT-TUNにひれ伏していくシステムずるい。かっこいい。好き。


それにしてもKAT-TUNがこんなに全力で「かっこいい」を見せてくるとは知りませんでした。目線、歩き方、手の動き、ある意味全てが洗練されていて、素直に声をあげられる快感。カメのサングラスひとつとってもそうですが、キャーって言わせてくれるのは、本当にありがたい。3人が画面越しに銃でこちらを狙ってくるのとかね、「そうこなくちゃ」ってところを外さないの賢いなぁと思いました。
特に私がいちばん印象に残っているのが、ナゴヤドームの『MOON』。メインステージで3人が並んで、着物のような和風の布をまとったスタンドマイクを使って歌うのですが、上田くんがそのスタンドを肩に担いだんですよね。スタンドマイクって普通に立ってうたったり、少しマイクに指をひっかけるだけでも十分絵になるのに、担ぐとは!!??なんかもう、そこまでしてくれるの!?という驚き。29日の東京ドームでも担いでらしたので、あそこは担ぐものなのかもしれないですけれど、それにしても、担ぐって、すげーな、と。目の当たりにして、衝撃を受けました。ちなみに29日のカメはマイクを女に見立ててエロっちいこと*2してて、まーそれもそれですごかったです。一方でゆっちは無下にマイクを扱っていたりして、三者三様、素晴らしき個性のぶつかり合い。自己演出力、自己プロデュース力の高いジャニーズに身を委ねられる幸せ。
余談ですが、その後上田くんは三輪車ふかしてアリーナを爆走したり、口で手榴弾をひいてなげつけたりしていていたので、軽率に、好き…となりました。フロートに足かけてやってきたときには倒れそうになりました。それなのに風船持ってぽよぽよ歩いていたり、美しくピアノを弾いていたりしていたので、この人はなんなんだ…とここにきて上田くん大好きです。*3
そんな本人たちの動きに加え、KAT-TUNのお家芸(だと思う)の、炎、光、水の豪華な演出にはいちいち興奮させられました。気づけば火が出てるし特攻がなっているし、水がざんざん噴き上がっているし、もうほんと最高!!!!演出のたびにボルテージはあがるし、本人たちが要所要所で決めどころをつくってくるし、「かっこいい」のオーバードーズ。おかげで途中からトランス状態にはいっていました。確実に感じるアドレナリンの大放出。このレーザーに捉えられて死ぬなら本望なのかもしれない、いや、もうすでに捉えられて動けなくなっているのかもしれない、これぞKAT-TUN、お金のかかったセンスのいいコンサートは宝…。
全てが過多で全てが最高。あえて抜きどころを、としないところがKAT-TUNの強みですね。最後のPRECIOUS ONEでステージのうしろがキラキラと輝いているところもよかったなぁ。一曲ごとの世界観の表現と、全体のコンセプトを通すことを両立させることが本当にうまかったです。



とにかく、ドームコンサートとして、本当に楽しかったんです。かっこいいかっこいいと言ってきましたが、それだけではなく、かわいいところもおもしろいところもいっぱいあったんです。誤解を恐れずにいうと、こんな最高のコンサートを見てきたKAT-TUN担は幸せ者だし、心底うらやましいと思いました。*4
東京ドームにはジャニタレやJr.見学者もいましたが、わたしがJr.だったら完全にKAT-TUNみたいなコンサートやりたいです。それ目標にします。ジャニーズの強みをいかした最高にかっこよくてブチあがる、KAT-TUNにしかできないステージ。KAT-TUNの色がしっかり表現されているのも、昔から「自分たちが思うかっこいいもの」を追求してきたからなんでしょうね。
最後にうたった『君のユメ 僕のユメ』は3人になって初めての楽曲。デビュー曲で作詞を担当したスガシカオさんがつくった曲で、本人らの今までやこれからを意識したものになっており、最後一人一人がうたう「行こう!一緒なら飛べるぜ どこまでも」には思わず胸がしめつけられるのですが、その後きっちりまとめあげて楽しく終わらせてくれて、最後には、はーKAT-TUN大好き!という気持ちになれたのでとても幸せでした。



KAT-TUNコンサート、一言でいうと「見事」でした。
演出もセトリもMCもコーナーも個人個人も、なんか、「見事」でした。
また再び船に集まるまで、本人たちもファンも苦しいこと辛いことがあるかもしれない。それでも、その船はとても強くて、とてもかっこいいものになっているだろうなぁと思いました。


充電期間終わったKAT-TUNのコンサート、また行きたいです。

*1:いや、別に怒鳴られているわけではないか?でもそれくらい迫力が…

*2:マイク及びスタンドに指を這わせて押し倒して跨っていた

*3:それでいて立ち姿がめっちゃ綺麗だったから、もう大好き

*4:それでも今回の演出は地味だと聞いたので、ほんと、どんなコンサート見てきたの皆さん!?