S席2枚分の料金を払ってパーソナルカラー診断とメイクレッスンにいったレポ

先月、某所でパーソナルカラー診断とメイクレッスンを受けてきたので、レポします。ジャニーズに全く関係ないですが、レッスン料がS席2枚分(!)くらいの、ゴツめな体験だったので、これはブログにでも書いて元を取らねば…と思った次第です。

 

レッスンは高級アパートの一室(先生の自宅兼サロン?)でおこなわれました。私は一人で申し込みましたが、同じく一人で申し込んでた方と一緒に2人でレッスンを受けました。(仮にAさんとします。)

まずはカルテ記入から。普段の化粧品、お肌の悩み、なりたい自分などを記入していきます。レッスン中に化粧品をオススメしてくれるのですが、このカルテを見て普段使っている価格帯のものをすすめてくれるそうです。買えなかったら意味ないんで、とのこと。ありがたい。基本的に先生には「化粧品を売ろう」という意思はないはずなので、アドバイスにも素直に頷くことができます。

その後パーソナルカラー診断にはいります。ドレープをあてて似合うね、似合わないねっていうアレです。私はオータムでした。実は前にもパーソナルカラー診断を受けたことがあるのですが、そのときもはっきりとオータムと言われたので、まぁそうなんだと思います。避けるべき色が、前はウィンターだったのですが、今回はスプリングとのこと。スプリングは老けて見えるらしい。たしかにそんな気がする。でも正直オータムのドレープを合わせたときにしっくりくることはわかるけれど、それ以外の差があんまりわからない。。。違和感が、不慣れからくるものなのか、色の合わなさなのかがよくわからないです。だからこそプロに見てもらえると安心なんだけれど、私の場合は2回うけて避けるべき色が違ってしまったので、余計迷うことになってしまいました。ちなみにAさんもオータムで、避けるべき色がサマーとのこと。たしかに、Aさんがサマーのドレープをあてると顔が疲れて見える。わたしより年下なのにどこかPTAのおばちゃんぽい。色だけでこんなにも違うかね、とやや驚きました。他人だから先入観もなく、「いつもと違う」と思うこともないので、わりとわかりやすくておもしろかったです。似合う似合わないって雰囲気とか、顔映りとか、言葉にしにくいものですが、しっくりくるものはとてもよく馴染むことがわかります。V6の音楽が流れると思わず思ってしまう嵐のように、体にぴったりフィットして染み付いている感じ。正直知らない人といっしょにレッスンを受けることには抵抗があったのですが、他の人の様子を客観的に見られるというのはとてもよかったです。

ちなみに、パーソナルカラーは肌の色がイエローベース(イエベ)かブルーベース(ブルベ)か、目、髪の色やコントラストの強さ等をもとに判断するのですが、3つともはっきりどれかに属するとは限らないそうです。そういうときはいちばん面積の大きい肌の色を最優先にするとのことでした。肌が綺麗に見える色=パーソナルカラーということです。簡単な診断方法として、手をぎゅっと閉じてひらく、というのを教えてもらいました。手をひらいたときに、じわじわと血色が戻っていくようならブルベ、変わらないようならイエベだそうです。とはいうものの、イエベな私でも手のひらの血色はブルベっぽい動きをしていたので、これだけで判断するのは難しいかもしれません。両親がそれぞれイエベ/ブルベだと、「イエベだけれどブルベがちょっとはいってる」みたいなこともあるそうです。もうなんのこっちゃわからないですね。なんとなく、赤みが強かったり、ピンクっぽい感じなのがブルベなのかなぁとは思っています。関ジャニ∞安田章大さんは、ツヤも透明感もあるし、赤みさしてるイメージも強いのでブルベでしょうか。診断を受けてから、周りの人のシーズンを考えて見てみるのですが、似合う色はわかっても、 NGの色はわかりづらい。やはりドレープを合わせて専門の人に見てもらわなくてはいけないのかもしれないですね。

パーソナルカラー診断の後はメイクレッスンです。自分が使ってる化粧品を持って行くと、パーソナルカラー的に使える/使えないを選別してもらえます。私はそのことをすっかり忘れており、お直し用のチークとリップ1本しか持っていかなかったのが本当に悔やまれます。。。

以下、学んだこと抜粋。

  • 化粧水は規定の4倍つかえ
  • ファンデーションは目の下〜頰に叩きこんで艶を出す
  • 水分量多めのリキッドファンデがおすすめ(とにかく艶)
  • 一重のアイメイクはグラデーションで広げろ(Aさんは幅広二重だったのでワンカラーをさらっと塗られていてとても可愛く、うらやましかった)
  • とにかくまつげをあげる
  • オータムはアイメイク、チーク、リップのどこかにマットな質感を
  • 眉毛・アイメイク・チーク・リップのどこかに抜け感を(私の場合はもとの眉毛を生かすことで抜け感を、Aさんはアイラインを引くのをやめることで抜け感を)
  • とにかくピンクで血色感をだす
  • オレンジに頼る

といったことを事細かに教えてもらえます。A4の紙が表裏びっしりとメモだらけになりました。(レッスンの初めに紙とペンが渡されます。スパルタだ。)

人によって顔は違うので、化粧の仕方もかわるはずなのに、きちんと教えてもらったことはなく、だからこそ発見がいろいろありました。わたしは普段の化粧もそこまで間違ってはなかったようで、仕上がりも教室のHPに載っているほどのbefore→after感はなかったけれど、例えば「ポンポンとのせるってこんな優しい力なのね…」「チークは思ったより外にいれるのか…」といったことを知ることができました。雑誌やネットでみる化粧術を、私の顔に当てはめたらどうなるかを実践してもらえるのはとても助かりました。パーソナルの意義がありました。ちなみにAさんは眉毛を大幅に整え、アイラインをやめてまつ毛で目力を出す方向に切り替えていたため、とてもオシャレに変わっていて、思わず興奮。ここまで変化があると周りからも褒められるんだろうなとちょっと羨ましかったです。

 

最後に新作コスメをシーズンカラーごとに分類した表をもらって4時間半のレッスンは終わりました。金額は正直高かったし、その金額をだした分だけの効果があったかはなんとも言えないところですが(舞台のS席は座っているだけでほぼ間違いなく値段相応の満足が得られるしな…)、技術を身につけるという意味では今後も使っていけることも多いし*1、総合的に考えてもとてもおもしろい体験でした。

 

レッスン後その足で買いに走ったものたち。

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スポンジ:ファンデーションを叩き込むために。
MAC ウォームソウル:オータムマストのチークとのこと。馴染みと艶がいい感じ。
D-UP アイライナー:ブラウンブラックが好み。黒は収縮の色なので逆に目が小さく見える可能性があるらしい。
KATE ブラウンシェードアイズ BR-4:オータムカラーとして紹介されていた。
media OR-10:Twitterで評判のオータムリップ。細かいラメがはいっていて馴染む。
ちふれ 744:マットなオレンジでめっちゃかわいい。とてもお気に入り。ただ、シワが目立つのと落ちやすいのがつらい。プチプラの限界か…。
KATE3Dアイブローカラー:まゆマスカラはサッと塗るだけでそれっぽくなる。
ヒロインメイク天まで届け上向きロング(フィルムタイプ):レッスンでも一押しだったヒロインメイクのマスカラ。落とすのが楽なのでフィルムタイプが好きだが、どうしてもキープ力にかけるので、ウォータープルーフのロングカールを買い足した。

さらにCANMAKEのパーフェクトマルチアイズも買ったし(近所の西友テラコッタ売ってた!)、ピンクのコントロールカラーも買ったし、まぁとにかく最近化粧品を買い足しまくっています。ほぼ全部プチプラだけれど、まぁまぁな額になりますね。。。今関ジャニ∞がオフシーズンなので、欲が化粧や服に向かってしまいます。いまのうちに自分磨きということで許してもらおう。

*1:とはいえ、「一生」使えるとは限らないんだなぁ。年齢と時代にあわせてアップデートしなくてはいけない。化粧も修行の「道」ですね。