『SexyZone repainting tour 2018』、めっちゃ好きだ

セクゾコンの感想です。ネタバレ見たくない方は各々で自衛をお願いします。

セクゾの知識がほぼない安田担が初めてセクゾコンにいった思い出。

 

 

 

 

 

 

結構、想像してたSexyZoneと違っていたところがあった。まず、思ったより黒かった。なんとなく黒っぽいジャニーズ、白っぽいジャニーズってあると思うんだけど*1、今回のコンサートを見る限り、セクゾは黒のジャニーズだったんだな、って思った。去年いちばんよくTVでみていたのが『ぎゅっと』だったこともあり、白くてキラキラ〜〜みたいな王道アイドルを想像してた。しょっぱなからめっちゃ腰振られて、王道アイドル像はいっきにどこかにいった*2。SexyZone軽率に腰振りすぎでは。あんなに腰振り見てセクガルちゃんたち大丈夫なんだろうか?この雰囲気は風磨くんが担ってるところが大きいのかな。風磨くんは歌やルックスはイケイケなのにMCや振りはやんちゃでかわいい感じで、こらめろめろになるわ。

全体的に黒い感じだったから、逆に聡ちゃんみたいな可愛い人がすごくいいアクセントになる。めっちゃしゃかりきダンス!好き!と思ったら聡ちゃんだった。あざとかわいいを見事に全うしながらも、爆発的な天然キャラが光っていてよかった。出身地静岡公演で一面緑のペンライトに素直に感動してたのもとてもかわいかった。

 

というか5人ともすでに自分しかできないことがあって良い。キャラたってる。「AくんとBくんどっちがどっちかわかんないんだよね〜」って人がいない。で、やっぱりめっちゃ顔がいい。始まった瞬間、周りから「顔がいい」「かわいい」って聞こえてきて笑った。わたしも言った。Pheromoneかなんかで勝利くんをセンターにV字になるところ、絵面の強さが圧巻。歩くだけで世界落とせる集団だった。双眼鏡覗いてるだけで幸福感があって、顔がいいって最高のファンサだなぁとしみじみした。あぁ、Pheromoneよかったなー。階段の使い方と、衣装と、絶対モテてきただろってビジュアルの5人が歌うチャラい(でもちょっと高貴ですらある)曲、めっちゃ好き。

それでいて、品がある。黒いし腰ふるけど、育ちが良さそう。ところどころでセクゾ狂ってんな!と思うんだけど、最終的に品がよくて安心できる。そういう意味ではとても王子様。華美な装飾より、シンプルなジャケットと細いネクタイが似合うなあと思った。

 

ケンティーも、なんとなくもっとテンションが高い感じかと思ってたら(オリラジ藤森みたいな)、意外と冷静でニコニコしててかわいかった。ケンティー語録みたいなのがちょこちょこ挟まれるし、わけわかんないこの人何者…とは思ったけど、もっと軽薄な感じをイメージしてたら、そういうわけではなかった。ソロで、最初もふもふした白い服着てたのに、Tシャツになって、最後そのTシャツを胸元からいっきに破るのは度肝抜かれた。驚くってエンターテイメントじゃん。そんな演出見たことなかったから、ケンティーすごい!っておもった。あと、スタトロで回ってきて、こちらに振り返った瞬間もあまりに輝いていた。本人の輝きもそうなんだけど、パッて勢いよく振り返ったのが、目の前にいきなりケンティーが現れた!って感じがして、圧倒されて思わず悲鳴が出た。会社の同僚と入ってたから、コンサートを通して全体的に歓声は控えめになっちゃってたんだけど、あの瞬間だけは本能のままに声が出てしまった。意識的なのか無意識的なのかわからないけれど、そういうことができるってすごい。静岡のケンティーはさらさらな髪の毛を右側だけ耳にかけていて、メイクも薄めで、とても美人だった。伏し目がちに待機している姿がかっこよすぎて双眼鏡で凝視。

 

コンサートの演出も凝っていて楽しかった。予算とか規模とかの関係はあるんだろうけど、その中で最大限にいろんなことをしてやろうという気概が見えた。最後センステが動き出してまわったり上下にずれたりするんだけど、そんな駆動をよく最後までとっておいたな?!と思った。あれがあるだけで、最後の最後まで飽きずに見られる。

ペンライト演出もよかった。消すタイミングと白にするタイミングが指定されるやつ。今の段階で客席までつかった演出ができるということは、将来制御できるペンライトを使った演出なんかをしたら、それはとても完成度が高くなるのではないか。とても楽しみ。

映像も綺麗だった。無駄な映像とか、ギョッとするものとか、なかった。一緒に入った同僚は、同人誌の参考にしたいっていってた。きっと褒め言葉だと思う。

もちろん「若いな」って思うような演出とかちょっと恥ずかしくなるような演出とかもあったけど、全体的に伸び代が感じられた。

というのも、セクゾのみんなってカッコつけるのに怯えがない。ケンティーや風磨くんが率先してそういう雰囲気を作ってるのかなと思ったんだけど、みんなどんどんかっこつけてアピールしてるなって感じた。歓声食べて生きてる人たちだった。そっちがそのつもりならば、こっちは何にも遠慮せずに声を浴びせられてとても楽しい。自分たちをかっこよく見せたいという気持ちが演出や構成にも現れてるように思った。そういう探究心があれば他の人のコンサートを見たり他の仕事ををしたときのアンテナが変わってくるだろう。ということは、これからどんどん洗練されてくんだろなってわくわくした。あと数年後に後々伝説に残るようなコンサートやりそう。*3

セトリも良かった。飽きるとこなかった。おふざけコーナーもかわいかったし、日替わり要素アドリブ要素は見ててとても楽しい。そんな中でもrepaintingという軸をしっかりもって世界観を作ってるところも良かった。SMAPイズムを感じた。

セクゾが大きいところでやるのを見たいなって思った。そのまんま大きくなってほしい。器用そうだしすでに5人ともキャラが立ってるし、もしかしたら、「自分たち5人の強みってなんだろう」ってぶつかる時がくるのかもしれないけど、そういうもがきを含めて、これからも見て見たいなって思った。間違いなくNo.1になれる、時代を創れる5人だった。

 

というわけで、初のセクゾコン、とてもとても楽しかった。めっちゃセクゾ好きだわーと思った。

帰りはうなされたように「ハマりたくない……セクゾにハマるのが怖い……」と言っていたが、まぁそういうのはだいたい沼に片足突っ込んだ人がいう言葉。今後も自分でハンドリングできるペースで追いかけていきたい。(と強く言い聞かせている)

*1:わかりやすくいうと、KAT-TUNは黒、NEWSは白。エイトはカラフルですかね。

*2:まぁ王道アイドルも腰ふるけどね

*3:SMAPでいうところのbirdmanみたいな