今年もこの季節がやってきた!ジャニーズ楽曲大賞の時間だよーーーー!!!ということで備忘録も兼ねて投票したものと感想を残しておきます。
毎年思っているけど、主催者の方は何者なんだろうか。すごすぎる。毎年ありがとうございます。
5位「All you need is laugh / 関ジャニ∞」
曲を依頼した観光局の方も「大阪の曲」でこんなにかっこよくておしゃれなものが出来上がるとは思っていなかったのではないだろうか。錦戸亮・安田章大が作曲しただけあって、都会的でファンキーなサウンドの中にも遊び心が満載。…へたな音楽レビューですね。まぁとにかく、曲だけ聞いたらオオサカ!ナンデヤネン!ドナイヤネン!みたいな雰囲気はゼロ。なのに、耳をすませば、聞いたことのある旋律が。錦戸亮ちゃんは人に言いたくなるようなスパイスを忍ばせるのが得意だけど、今回もその手腕が遺憾無く発揮されている。歌詞も、大阪要素をこんなに綺麗に描写して散りばめることができるのがすごい。食い倒れ大阪の導入に"What do you wanna eat in kithchen of Japan?"を持ってくるセンスよ。なによりAll you need is laughというフレーズがでてきた時点で降参である。関ジャニ∞や大阪を一言で表すのにこんなに適切な言葉があるだろうか。関ジャニ∞ツアーGR8ESTのツアーTシャツには"If something sad happend to you we'll make you forget it with our rock."の文もあったし、自分たち(=笑い)で悲しみを飛ばすということを今まで以上に意識した年だったのかもしれないな。
4位「Pheromone / Sexy Zone」
ハーバードも真っ青な顔面偏差値を誇る5人が「ただモテたい」とうたう。吹っ切れた軽薄さと、楽曲のクールさのバランスが心地よい。「一度はキャーキャー言われたいじゃない?」って存分にキャーキャー言われてるじゃん?って思うけど、てっぺんを目指すということは今あるキャーキャーの量では満足しないということなのかも?「青春ど真ん中を可愛い娘ちゃんの為に捧げよう」とはアイドルである自身の覚悟のようでもある。ファンの歓声を食べて輝くセクゾにぴったりな曲。
3位「カラクリだらけのテンダネス / Sexy Zone」
とにかく曲がかっこい!金管大好き!曲調はKinKi Kidsの99% LIBERTYにも通じるものがある。いわゆるルパン三世の系譜です。SexyZoneはこういう雰囲気の曲がとてもあう。声の密度が高いからしっかり曲と絡まる。照れずにやってのけられるのがSexyZoneの強みだな。カラクリだらけのテンダネスっていう一見何言ってんのかよくわからないが、そもそもグループ名がSexyZoneだもんな。「噂のあいつはデンジャラス」「マヤカシみたいなデステニー」とキャッチーなフレーズで構成されているので気づいたら口ずさんじゃう曲。
ドロ刑も好きだったな。主演のケンティーがきゅるきゅるでめっちゃかわいかったのと、エンケンとの絡みがとても楽しそうで見ていて幸せだった。続編やってほしい。
2位「ここに / 関ジャニ∞」
治癒薬のようでもあったし、アクセルのようでもあった。2018年はこの曲と共に過ごしてきた。最初は刺さるような気持ちで聞いていたこの曲を、素直に前を向いて聞けるようになったときに、関ジャニ∞が6人になっても大丈夫なんだと実感することができた。始まるんじゃない、始めるんだ。そうやって今までもやってきたんだ。もっともっと遥か遠くへ、また会えたら歌おう、リズム刻んで歌おう!
と、とにかくポエムになってしまう曲である。曲自体がどうとかこうとかでなく、2018年の関ジャニ∞を歌った曲なので、それ以上なにか言うことができない。ただ、このタイミングでWANIMAさん提供楽曲なのは正解だったな、と思う。素直な気持ちを程よく抽象化し簡潔に表現するのがうまい。
1位「シンデレラガール / King & Prince」
2018年、つらいことが多かったジャニーズ界隈をてらした一筋の光がキンプリデビューだった。親族ゴタゴタしている中で、甥っ子が生まれたみたいな気持ちでキンプリを見ているよ。
シンデレラガールはとにかく強い。キラキラ王道ソングど真ん中、学園ドラマの主題歌、歌うのは顔がいいセンター。この時代にアイドルに真正面から挑むの、まじかっこいい。下手するとダサいベタベタな曲だけど、みんな結局こういうのが好きなんじゃんっていうのは売上枚数が証明していた。そう、とにかく売り上げをつくったっていうところも強いんだよな。例に漏れずわたしも「君はシンデレラガール My precious one」「いつになっても幾つになっても君を守り続ける」に脳をドロドロ溶かしているのだが。オーシャンズ8見てバッキバキの女性になりたい一方で、シンデレラガールに身をゆだねたくなる夜もあるのです。。。
いろいろ言ったけど、超単純に「めっちゃ売れたから」を理由にしてもいいっていうくらい清々しく売れたなぁ。
キンプリってグループ名も超アイドルだし、デビュー曲もおとぎ話だし、みんなかっこよくて、背が高くて、衣装もキラキラしてるのに、口をひらけばちょっとトンチキなので、とてもバランスがいいなぁと思っている。どこかドライにアイドルを仕事と捉えているところも逆に安心できる。王道が天下をとる物語も大好きなので、今後の活躍にも期待したい。
現場部門「KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST」
渋谷すばるを送り出し、6人でスタートを切るための見事なセレモニーだった。ヒリヒリした緊張に包まれていた初日。驚くほど爽やかにやりきったオーラス。関ジャニ∞が無事次の章にすすめてよかった。
1/23、円盤も最近発売されてます。
関ジャニ'sエイターテインメント GR8EST (Blu-ray通常盤) (特典なし)
- 出版社/メーカー: J Storm Inc(TO)(D)
- 発売日: 2019/01/23
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Blu-rayにはいっているKuraTikはTik Tokのようにメンバーが音楽に合わせてカメラ目線で超キュートに歌ったり踊ったりする天才企画なのでぜひ見て欲しい。企画者の大倉くんは「可愛くなる企画」と言い切る。可愛いだけで終わらないのが関ジャニ∞。やり切るメンバーも照れちゃうメンバーも、愛おしすぎる。ドームで映像見て卒倒するかと思った。ハッシュタグを巧みに使いこなしているのところもポイント高い。
MV部門「無責任ヒーロー jam with 東京スカパラダイスオーケストラ / 関ジャニ∞」
楽器をひいて歌うだけの映像がとても清々しい。関ジャニ∞とスカパラがそれぞれ一列に並んで向かい合っている様子はwest side story的なアレか。関ジャニ∞デビューシングルのMVは何もない白ホリで歌っているだけ(=お金がかかっていない)というのはファンなら誰でも知っているエピソードなのだが、同じ何もない空間でも、月日が経ち芸が磨かれ深みがうまれると、こんなにもかっこよくなるのかと感心してしまう。
渋谷すばるが、とてもかっこいい。コンパクトなギター(見た目で選んだらしい)を猟銃のように背負い歌う姿は誰よりも存在感がある。関ジャニ∞のメインボーカルだよなぁと思う。さみしいなぁ。
コンビ部門「錦戸亮&安田章大」
見た目から想像されるイメージとは違い、お互いを「亮」「章ちゃん」と呼ぶギャップがたまらないと思っていたが、年末の8時だJ同窓会で幼き日の天使錦戸亮をみて、こりゃ「亮」「章ちゃん」と呼ぶ関係になるわと納得した。唯一の同い年、似てないのに似ている双子。