ARASHI Anniversary Tour 5×20 にいってきました

嵐コンの感想です。ネタバレあります!

 

 

 

ジャニヲタなら一度は見とくべきだよ!と言われて、ファンクラブにはいり、行ってきました嵐コン。

 

 

もう、めっちゃめっちゃ楽しかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

 

 

とてもはしゃいでしまい、体がバキバキ。右手はだるいし肩はこったし喉はヒリヒリ。こんな疲労感を感じるコンサートは久しぶりで、とても楽しい夜でした。

 

まず、とにかく生の嵐に興奮しました。テレビに出ている人が目の前にいて動いている!とテンションはぶちあがり。この感情を喚起できるのはスターだけ。嵐は紛れもなくスターでした!現れた5人があまりにきらきらして、ため息が漏れました。目も肌も十二分に水分を保持し、つやつやぷるぷる。目の前に現れた嵐は輝いていました。物理的にうしろのスワロフスキー垂れ幕が恐ろしく光っていたという話もありますが。

そう、スワロね。大迫力でした。光が反射してとても綺麗。あと、正面のどでかいスクリーン。映像が流れているときはそうでもないんだけど、5人の顔アップが映ったときは、あまりのでかさにひるみました。イケメンを大きい画面で見るのってめっちゃ幸せなんだよな。あわせて息もとまるし。もちろん視界を遮るスピーカーもないです。視界良好すぎてやばい。

とにかく、「これが噂の!」という機構のオンパレードが楽しかったです。制御ペンライトも初体験。会場の光が消えて真っ暗な時間があるのには慣れなかったけど、あなたたちも演出の一部ですといわれるのは悪い気はしませんでした。なんか電光掲示板みたいでしたが、演出できる空間が広がったのは、創る方からしたらやりやすいのかもしれないなと思いました。松潤考案でおなじみのムービングステージはカーブしました。ムービング曲がると思わなかった。曲がりだしたのは今回かららしいですが。そういうハードの部分がもうおもしろかった。

 

さすが!と思ったのはセトリの組み方と、繋ぎ方です。違和感のあるところがなく、全ての流れに意味があって、綺麗な物語が紡がれていく感じ。翔くんがピアノを弾いたり松潤が指揮をしたり、メリハリとして個々の演出がはいっていたのがよかったな。コーナーのつなぎを映像や暗転で済まさず、ひとつアクションをいれることで世界観がまとまるし、ダレることもないし、お見事でした。とくにFace Down以降が好きだったな。かっこよかった。

 

アニバーサリーツアーだからか、1公演をとおしてコンセプトや物語性が強いとは感じなかったのですが、曲の雰囲気を高めるための演出が凝ってると思いました。制御ペンライトもそのひとつかな。音楽にあわせて映像や光を細かく切り替えているのが印象的でした。デビュー時といまの映像がシンクロするA・RA・SHIにはグッときてしまいました。ほんと、当時はただの少年だったんだよなー。ひょろっとした5人が、大人になり、立場も影響力も変え、でも確固たるものは変わってなくて…ということが伝わる映像でした。デビュー曲ってやっぱり特別。嵐の過去映像や過去衣装をきたJr.が登場する一連の流れの頭にA・RA・SHIを持ってきたのは、うまいなと思います。いっきに過去に思いを馳せる気持ちになったもんね。

あと、私意外と嵐の曲知ってた。というかほぼ知ってた。ハダシの未来も踊れたし。サクラ咲ケとかめっちゃ楽しかったな。コーレスもバランスよく散りばめられていて、自然に盛り上がるようになっていました。

パフォーマンスのすごさや物語の巧妙さだけでは良いコンサートとは言えないです。難しいこと抜きにして、楽しいー!!!って感情にひたれる瞬間、声出して身体的に解放できる瞬間があることが大切だと思います。嵐コンはそのあたりの要所がきちんと抑えられていました。きて欲しいところにばちーんってくるんですよね。こりゃ気持ちいい。あと、映像がスタイリッシュじゃないところもキュートでした。

 

嵐、評判通り真面目で、仲が良くて、誠実でした。コンサートでおざなりな部分はひとつも見えませんでした。なんとなく、こちらの解釈の余地を残さないようにも思えました。すべてが嵐のパブリックイメージに集約されていくような印象。それが、長年時間をかけて嵐が築いてきた信頼なんだと感じました。ファンに真摯に向き合う人たちでした。演出も、話す言葉も、どうしたらファンが喜ぶかを軸に組み立てられると感じました。下手な勘ぐりも許さないくらい確固とした嵐を見せてくれるので、不安になる必要がないのではないかと思います。5人が暖かくこちらを見て、まっすぐ立っているといったイメージを受けました。スターの風格でした。

誠実さはファンだけでなく、メンバー同士にも向いていました。大野くんが「嵐はみんな優しい」と言っていたけど、そんな嵐をつくってきたのは間違いなく5人。コンサート中も幾度となく「5人」という単語が聞かれました。「5人でここまでこれたことは奇跡」「これからも5人で」。嵐は「5人であること」を大切にしてきて、きちんと向き合って、意識的に育ててきたことが伝わってきました。正直、関ジャニ∞ではもう聞くことができない言葉たちです。これは、誰かを責めるとか、良い悪いとかの話ではなく、単純に違いというだけなのですが、それでもやっぱりちょっと羨ましかった。5人で20年やってきたことは、疑いようのない嵐の強みなんだと思いました。

 

歴史にも未来にも思いをはせられるし、かっこよさに惚れ惚れできるし、盛りあがれるし、嵐コン楽しかったな。とにかく楽しかった。

自分が大切にされていると感じられること。心も体も解放されて、気持ちよくなれること。このあたりが嵐コンの肝だと思いました。

 

最後の最後に大野智のファンサに被弾。あの人、ファン釣りすぎじゃない!?片っ端から竿をひっかけつりあげていくからさぁ…もう…けしからん…好きになっちゃうよ…。