私もあの日札幌にいけませんでした

2016年12月10日関ジャニ∞コンサート 関ジャニ's エンターテインメントに参戦するため、新千歳空港に向かうはずだった私の飛行機は、ついに中部国際空港を飛び立つことはありませんでした。ある意味一生忘れられない思い出になりましたが、記憶はきっと薄れてしまうので、改めてここに記録しておきたいとおもいます。

 

前日18:00頃

なにげなくTwitterを見ていると、午前中の新千歳行きの便が欠航になっていることが目に入りました。同僚と「明日札幌いくんだけど飛行機飛ぶかわかんないんだよねー」とまだまだ余裕の発言です。 

 

当日朝8:00頃

前日終電がなくなるくらいまで飲んでいたこともあり、若干二日酔いで起床。そのままぼーっとした頭、すっぴんで中部国際空港、通称セントレアに向かいます。うちからセントレアまでは約1時間。眠くてあまり何も考えていなかった頃。

 

8:30頃

なんか雪がやばいらしいとTwitterがざわつき始めており、他の空港やフォロワーさんも出発が遅れたり到着が遅れたりしていました。マルちゃんがサタプラの中継をしているキャプ画が流れてきたのですが、見事な雪景色で、わたしいまからここに行くんだ…と思うとちょっと面食らったのを覚えています。

私が乗るのは8:30発のジェットスターGK181便。出発ロビーも8割くらいはエイターさんだったと思います。8:30になっても飛行機に搭乗することはできず、とにかく遅れますというアナウンスだけありました。

 

「すんなりとは行けないかもしれないが、まぁたぶんなんだかんだ行けるんだろうな。でももしかしたら行けないかもな。いやでもまぁ行けるんだろうな。でももしかしたら行けないかもな。」と(おそらくそこにいた多くの人が)思っていました。お姉さんがマイクをもった瞬間、ジャッジが下される瞬間の息を飲む感じ、体温がさがる感じ、いっきに心拍数があがる感じは既視感がありましたね。


そのときは改めて「遅れています」とのアナウンスだったため、その場の空気はまたゆるみました。 「全然大したことない重大発表」の方でした。

 

9:10


お姉さんが2回目マイクで発したのは「欠航」の二文字でした。
ざわつくエイター。もちろん私も。でもちょっと心のどこかでそうなると思っていたので、「まじか…」と受け止めるのもわりと早かったです。ここからどうしよう…と思いながらバスに乗せられロビーへ移動。
バスの中では「だから12月の北海道はダメなんだ…あと1ヶ月早くならないのか」という声が聞こえて、まじそれな!と思っておりました。


9:30頃

とりあえずロビーに降り立ち、カウンターで返金や振替の説明を受けます。振替は12日以降と言われたので迷わず返金を選択。その場での返金対応は無理なので、コールセンターへ連絡してくださいと電話番号を書いた紙をもらいました。なお本日はおそらく電話が混んでいるので、後日改めて電話してください、1年間有効です、とのこと。「現金での返金ではなくクーポンでの返金になります」と言われ「クーポン???」と思ったものの、それどころではなく適当に返事をしてカウンターを後にしました。ちなみに12/12現在まだ返金の電話しておらず、クーポンがなんなのかよくわかっていません。ジェットスターはチケットを買う際に1000円だか2000円だかを積んでおくと返金額が増えるみたいな制度があり、今回もそれを申し込んだはずなので、ある程度の額が返ってくるのだとは思いますが、クーポンってなんだろう。 

 

10:00頃


札幌在住のヅカヲタのアドバイス。ただこのタイミングでその判断をするのはかなりの決断力がいりました。東京いっても乗れるかわからないし飛べるかもわからないし間に合うかもわからないし…。前日陸路に切り替えたという人も見ましたが、機転をきかせた対応ができる人は本当にすごい…。
とりあえずJALのキャンセル待ちに申し込み。45,000円くらいだったと思います。申込み時点でクレカ決済され、乗らなかった(乗れなかった)場合はカウンターで返金手続き、とのこと。JALにしたのはTwitterで「ANAよりJALの方が雪に強い」ということを見たためですが、本数を考えたらANAの方がよかったのかもしれないです。というか両方とりあえず申し込んでおくというのでもよかったのかな。そうすると返金対応はどこでするの?となるのでやはりどちらかしか無理だったのかな。
この時点で11:30以降の便のキャンセル待ちにエントリーできました。時間的には11:30もしくは13:30に乗らないとコンサートには間に合わないかな、という感じ。キャンセル待ち10人目でした。ここの判断で明暗分かれそうな気もしますね。

キャンセル待ちエントリー後すぐ「1時間以上遅れる見込み」のアナウンスが。何時出発になるかわからない=何時にキャンセル待ちカウンターにいればいいのかわからない、そしてそのタイミングを逃すとのれなくなってしまう、ということで、とりあえず再び保安検査を通りキャンセル待ちカウンターの前で待機です。 

 

11:00頃

ANAが欠航になったり、JALが飛んだり(3時間遅れで)、Air Doが条件付きで飛んだり、あまり状況が読めない感じです。

旭川に飛んで、陸路で札幌に向かった方がいいという情報も掴んだのですが、セントレアから旭川に飛んでいる飛行機はありませんでした。(正確にはアサイチはあるっぽかった) 

 

12:00頃

キャンセル待ちの便の出発時間が14:35に決定。ただし遅れるかもしれない、とのこと。
この頃から疲労がたまりはじめます。すでに4時間空港にいるからね…。

 

 13:30頃

14:35に飛んだところで降りられる可能性は限りなく低い気がしてきています。と同時に、新千歳から札幌までの時間も考え始めたのがこの辺りです。MCくらいまでは諦めてもいいとすら思っていたのですが、もはやそれも間に合わないのではないかという気になっていました。というかあんなに雪が降っていたのに電車が動いているという方がすごいよ北海道…。


14:00頃

14:35にも飛ぶのは難しいとのアナウンスがはいり、あぁこれは無理なんだなぁとわかった瞬間がありました。保安検査所は係員さんに声をかけると出してもらえます。「次とおるときはもう一回検査になりますんで」と言われ、ていうかもう今日だけで2回も検査受けてるんだよなぁと遠い目。 

 

15:00頃

別で遊ぶ約束をしていた札幌在住の友人から「15:30のAir Doはまだあいているからとりあえずチケットとったよ!」とeチケットが送られてきました。まじか。
コンサートはおそらく間に合わないが、札幌に行くことはできるのか?と一筋の望みをかけてみるものの、 

15:30頃

見事に欠航になりました。 

 

16:30頃

今日という日は二度と忘れないなぁと思いながら帰宅。1時間で現実に。やっと「コンサートにはいれない」という実感がわいてきて悲しくなったりしました。正直ここまでは、「札幌にいくためにどうすればいいか」「札幌に行けるのか行けないのか」「というか札幌ハードモードすぎる」というように、コンサートに行くことよりも「札幌ドームに到達する」というミッション を達成することで頭がいっぱいでした。あと疲れがすごかったです。帰宅して初めてじわじわとコンサートにいけないという気持ちになり、特別に更新されたエイトレンジャーをみて、本格的にちょっと落ち込んだ、というのが感情の動きでした。 

 

感想と反省

冬の札幌はかなりリスキーだということを改めて実感しました。体感しないと本当にわからないよね!
できることならば前乗りで。土曜のコンサートの場合、寝るだけでもいいので金夜にはついておきたいところ。前乗りではなくても早め早めの行動が大切です。あと、次に行くならばなるべくLCCは避けるかな、とも思います。どこの航空会社ならば飛ぶのか飛ばないのかというのは全然わからず、運によるところがかなりあると思いますが、その後のフォローはやはりLCCよりも大手航空会社が手厚いです。当たり前ですが。LCC、安いのがかなり魅力ではあるのですが、結局土壇場になったら45000円の航空券を買おうとするんだし、それならば最初からある程度の金額を出しておくのが賢いよねってことに気づきました。その場にいた人たちもみんな言ってました。
あと他の方のブログで読んだのですが、往復で買っておくと、片道キャンセルになったときに往復分の金額が返ってくるというのも、ぜひ取り入れたいですね。行きのジェットスターは返金されるのですが(クーポンで)(?)、帰りのスカイマークは普通にキャンセルしたので1500円くらいしか返ってきませんでした。

その他、旭川は雪に強いとか函館に行く手もあるとか(ただし札幌まで3時間程度)、新千歳に飛ぶ以外の方法もなんとなく頭にいれておくと安心ですね。北海道までだけでなく、新千歳から札幌ドームもバス、電車、地下鉄といろいろな手段があるので、使いこなせると安心かと思います。まぁこれは札幌に限った話ではないですが。

 

無事札幌ドームにたどり着けた方も帰りが大変だったという声もたくさん聞きました。なんというか、本当にお疲れ様でしたと言って肩を叩き労い合いたいです。

まだまだ始まったばかりの関ジャニ'sエンターテインメント、今年も忘れられない冬になりそうです。

録画番組何を消して何を残すか問題

一人暮らしで2TBなんて大容量レコーダーを買ったばっかりに、積極的にHDDを整理せずなんとなくやってきていたのですが、やっと最近重い腰を上げていろいろな番組を切ったり焼いたりしています。HDD整理で毎回迷うのが、いったい何を残して何を消すかということ。かわいい自担の姿は全部残しておきたい欲望をどこまで追求するかは人それぞれだと思うのですが、自分の常識が人の常識ではないこの世の中で、改めて基準を見直したいと思いブログを更新しています。平たく言うと、みんなHDDどうやって整理してんのー?ってことなのですが、人に聞く前にまず自分から、ということで、今の私のやり方を書いてみようと思います。

 

 

とりあえず録画する番組

月曜から夜ふかし

SMAP×SMAP

ありえへん∞世界

リトルトーキョーライフ

ジャニ勉

少年倶楽部

ザ少年倶楽部プレミアム

 サタデープラス

村上マヨネーズの突っ込ませていただきます

関ジャム完全燃焼show

イチゲンさん

ミュージックステーション

メレンゲの気持ち

ヒルナンデス(木)

KinKi Kidsのブンブブーン

 

あとはそのクールのドラマやCDなどの番宣。WSは追ったり追わなかったりです。最近多い大型音楽番組もベターっと録画。あとジャニタレが他グループ(他メンバー)のレギュラーに出るやつはとりあえず抑えます。この間のタッキー出演の夜会とか良かったよね…。

でもってキーワード登録しているグループは関ジャニ∞KinKi KidsKAT-TUN、Hey!Say!JUMPです。なのでめざましや炎の体育会TVもいつのまにかHDDにいますね。

 

 

そもそもちゃんと見てるもの

関ジャニ∞、ありがたいことになかなかレギュラー番組が多く、こちらで放送されるもので週に7本あります。そこに加えてKinKi KidsSMAPなどもチェックしたいし、全部をきちんと見届けるのは難しいのが本音です。上記録画番組でもきちんと見ているのはジャニ勉、関ジャム、イチゲンさんくらい。その他レギュラーは、ごめんなさいすることも多いです。

ご飯食べながらとりあえず流しておくのがスマスマとリトルトーキョーライフ。程よいバラエティなので力を抜いて見られます。

ブンブブーンはキンキの2人が可愛すぎて手が止まることが多いので、いつのまにかしっかり見るようになりました。

小クラは律儀に再放送も合わせて撮っているけどなかなか見ることができず。でもたまに見るとかっこいい子達がキラキラ踊るというジャニーズの原点に触れられてとても良いのでとりあえず録画してます。ちゃんと見なきゃね…。

 

 

ディスクに落とすもの

さて、本題。ジャニヲタ第1期の頃はそれこそ狂ったようにディスクに落としまくってましたが、今はそれほどの執着もなくなりつつあります。ネットの海に落ちてたりするし…。

レギュラー番組で残しているのは関ジャムとジャニ勉とイチゲンさん(安田章大出演回)のみ。関ジャムは単にCMを切ったバージョンとセッション部分のみを集めたバージョンをつくっています。(というか、つくりたいと思っている、けれど作業がすすんでいない。) ジャニ勉はとりあえずCMをカット。当初は面白かったり見返したりしたいもののみ残そうかと思っていたのですが、どれがどれだかわからなくなったのでとりあえず全部ディスクに保存。最近は2/∞という、メンバーが2人ずつ大阪の街をロケする涎コーナーが始まったので、それだけ集めたバージョンをつく(りたいと思)っています。その他のレギュラー番組はアッサリ消去。

自グループ以外だと、ブンブブーンはキンキがかわいいものだけ残す!というつもりが、結局全てかわいいので、わりと大量にディスクに落としています。

また、ミュージックステーションは毎週ジャニーズ出演部分のみを集めています。「いつ誰に落ちるかわからないからとりあえず全部残しとけ」っていう刷り込みのせいですね。誰かに落ちたとき、まず見たいのが歌って踊る姿かな、と。あとはデビュー組の動向をつかむのに丁度いい。

大型音楽番組もジャニーズは全部保存。ただしワイプを追うのはやめました。ワイプにこそかわいいが詰まってるってのはわかってるんだけど、そもそもジャニーズ以外は早送りで見てたりするから、かわいいところを見つけられておらず、残すに残せないっていう…。そんなに頑張らなくても満足できるくらいの供給があるからというのも大きいかもしれません。ありがたいことです。

あ、わざわざ録画するジャニーズ同士の共演や番宣はもちろんCMカットして残してます。

WSはそもそも追ったり追わなかったりですが、ライブ映像やインタビュー等はとりあえず残してます。MV完成しました!系はそのうち映像が手に入るのでカット。

CMも気合いを入れて残したり集めたりすることはなくなりましたが、上記番組を録画してると入ってたりするので、消さずに取っておいてある、という感じです。でも手に入れられてないものも結構あったり…Music.jpとか逃した感…。

その他、これはかわいい、これはかっこいい!と思うものは当たり前ですが残しています。

 

基本的にはSRで録画し、ブルーレイに焼いてます。

 

 

で、見るの?

見ないよねーーーーーーーーー!

日々の録画を消化するので精一杯な上、「あ、パッチ見よう」といった定期的に訪れるライブ及び特典DVDを見たい欲求を満たしていると、なかなか自分で焼いたディスクを再生する暇はありません。

それならばいちいち編集したりせず消してもいいのでは?ディスクも場所とるし?と思うんですが、やはり「何かあったときのため」に残しておきたいんですよね。何かってなんだろう?天災かな?しかしあのときのアレが見たい!っていう気持ちがいつどのタイミングで発生するかは予想できない…。あと資料として見返すかもしれないという気持ちもあります。なんの研究家気取りなの…。逆に分析班のかたはもっときちんと収集されているのでしょうか。結局「資料」としても中途半端な私のディスクたち…。

この間ジャニヲタでない知人にディスクに焼いてもぜんぜん見ないことを伝えたら、「すごいね!私なら見ないものをわざわざ時間かけてディスク化しないよ!めんどくさくないんだね!愛だね!」と言われましたが、まぁめんどくさいです。手元にある安心感、逆に言えば消してしまう恐怖に打ち克つことはできないだけ…大して見もしない番組。編集してディスク落として…ってジャニヲタの業。それでも「あー!残しておいてよかった!!!過去の私天才!!!感謝感激雨嵐!!!!」という瞬間があるのでやめられないのです。

 

 

以上、HDD自分語りでした。

よろしければみなさんのあれこれも教えてください!

「KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR 10Ks」にいってきました

KAT-TUNのドームコンはすごい」


噂には聞いていながらも、タイミングがあわず、なかなか行く機会の得られなかったKAT-TUNコン。次こそは、と思っていたら、充電期間にはいってしまことが決まってしまったので、今回は何があってもいく!と決めて、名古屋ドームのチケットを確保しました。実はLooking KAT-TUN以来のKAT-TUNコンで、かなりドキドキしながらはいったのですが、それはもう予想以上に楽しくて素晴らしくて、公演終了後いろんな予定の調整が終わり次第、すぐさま東京ドームのチケットを探したのでした。おかげ様で素敵な方に譲っていただき、29日にも参戦。今も余韻を噛み締めているところです。
今まさに充電前最後のコンサートの最中で、思うことはいろいろありますが、それでもこの感想を残しておきたい!と思ったので、もう単純に、書きます!真正面からKAT-TUNを追ってきたわけではなく、元ネタも長年の思いもよくわかっていないのですが、それでも最高でした!昔から応援している人にとっては、何言ってんの的なことも書いているかもしれないですが、ご容赦ください。
前置きが長くなりましたが、つらつらと放出しますね。




メインステージにはでっかい船。KAT-TUN×船にワクワクが高まったところで、始まるGOLDのイントロ。はーーー!かっこいいーーーーーー!!ってこれだけで圧勝です。最高です。コンサートの始まりってその後の2、3時間の物語を組み立てるために一番大切なところだと思っているのですが、「出航だぁーーー」で始まるコンサートにハズレがあるわけないじゃないですか。
噂に聞く布がたくさんの衣装も、光も、水も、もう全部かっこいいんです。好きでしょう。ジャニヲタなら絶対好きに決まってるでしょう。布がたくさんの衣装を脱いでも布がいっぱいついたシャツとか着てるんですよ。豪華!全部豪華!
そこから怒涛のセトリが続きます。本人たちもオープニングはつめこんだといったような趣旨の発言をしていましたが、まさに休まることのしらない選曲演出光炎音!どーん!
ふとわれにかえれば、ドームを埋め尽くす真っ赤な銃。血塗られた客席に容赦なく発せられるKAT-TUNからの「お前ら声でてねーぞ!!!!」というお言葉。いや、もう、途中、なんか怒られてんのかな?と思いましたもん。コンサートにきてこんなに怒鳴られる*1ことってあるかな?って。煽られて煽られて声出しているうちに、KAT-TUNにひれ伏していくシステムずるい。かっこいい。好き。


それにしてもKAT-TUNがこんなに全力で「かっこいい」を見せてくるとは知りませんでした。目線、歩き方、手の動き、ある意味全てが洗練されていて、素直に声をあげられる快感。カメのサングラスひとつとってもそうですが、キャーって言わせてくれるのは、本当にありがたい。3人が画面越しに銃でこちらを狙ってくるのとかね、「そうこなくちゃ」ってところを外さないの賢いなぁと思いました。
特に私がいちばん印象に残っているのが、ナゴヤドームの『MOON』。メインステージで3人が並んで、着物のような和風の布をまとったスタンドマイクを使って歌うのですが、上田くんがそのスタンドを肩に担いだんですよね。スタンドマイクって普通に立ってうたったり、少しマイクに指をひっかけるだけでも十分絵になるのに、担ぐとは!!??なんかもう、そこまでしてくれるの!?という驚き。29日の東京ドームでも担いでらしたので、あそこは担ぐものなのかもしれないですけれど、それにしても、担ぐって、すげーな、と。目の当たりにして、衝撃を受けました。ちなみに29日のカメはマイクを女に見立ててエロっちいこと*2してて、まーそれもそれですごかったです。一方でゆっちは無下にマイクを扱っていたりして、三者三様、素晴らしき個性のぶつかり合い。自己演出力、自己プロデュース力の高いジャニーズに身を委ねられる幸せ。
余談ですが、その後上田くんは三輪車ふかしてアリーナを爆走したり、口で手榴弾をひいてなげつけたりしていていたので、軽率に、好き…となりました。フロートに足かけてやってきたときには倒れそうになりました。それなのに風船持ってぽよぽよ歩いていたり、美しくピアノを弾いていたりしていたので、この人はなんなんだ…とここにきて上田くん大好きです。*3
そんな本人たちの動きに加え、KAT-TUNのお家芸(だと思う)の、炎、光、水の豪華な演出にはいちいち興奮させられました。気づけば火が出てるし特攻がなっているし、水がざんざん噴き上がっているし、もうほんと最高!!!!演出のたびにボルテージはあがるし、本人たちが要所要所で決めどころをつくってくるし、「かっこいい」のオーバードーズ。おかげで途中からトランス状態にはいっていました。確実に感じるアドレナリンの大放出。このレーザーに捉えられて死ぬなら本望なのかもしれない、いや、もうすでに捉えられて動けなくなっているのかもしれない、これぞKAT-TUN、お金のかかったセンスのいいコンサートは宝…。
全てが過多で全てが最高。あえて抜きどころを、としないところがKAT-TUNの強みですね。最後のPRECIOUS ONEでステージのうしろがキラキラと輝いているところもよかったなぁ。一曲ごとの世界観の表現と、全体のコンセプトを通すことを両立させることが本当にうまかったです。



とにかく、ドームコンサートとして、本当に楽しかったんです。かっこいいかっこいいと言ってきましたが、それだけではなく、かわいいところもおもしろいところもいっぱいあったんです。誤解を恐れずにいうと、こんな最高のコンサートを見てきたKAT-TUN担は幸せ者だし、心底うらやましいと思いました。*4
東京ドームにはジャニタレやJr.見学者もいましたが、わたしがJr.だったら完全にKAT-TUNみたいなコンサートやりたいです。それ目標にします。ジャニーズの強みをいかした最高にかっこよくてブチあがる、KAT-TUNにしかできないステージ。KAT-TUNの色がしっかり表現されているのも、昔から「自分たちが思うかっこいいもの」を追求してきたからなんでしょうね。
最後にうたった『君のユメ 僕のユメ』は3人になって初めての楽曲。デビュー曲で作詞を担当したスガシカオさんがつくった曲で、本人らの今までやこれからを意識したものになっており、最後一人一人がうたう「行こう!一緒なら飛べるぜ どこまでも」には思わず胸がしめつけられるのですが、その後きっちりまとめあげて楽しく終わらせてくれて、最後には、はーKAT-TUN大好き!という気持ちになれたのでとても幸せでした。



KAT-TUNコンサート、一言でいうと「見事」でした。
演出もセトリもMCもコーナーも個人個人も、なんか、「見事」でした。
また再び船に集まるまで、本人たちもファンも苦しいこと辛いことがあるかもしれない。それでも、その船はとても強くて、とてもかっこいいものになっているだろうなぁと思いました。


充電期間終わったKAT-TUNのコンサート、また行きたいです。

*1:いや、別に怒鳴られているわけではないか?でもそれくらい迫力が…

*2:マイク及びスタンドに指を這わせて押し倒して跨っていた

*3:それでいて立ち姿がめっちゃ綺麗だったから、もう大好き

*4:それでも今回の演出は地味だと聞いたので、ほんと、どんなコンサート見てきたの皆さん!?