「悪友 vol.3 東京」を読んで

劇団雌猫さんの新刊、『悪友 vol.3 東京』を読みました。劇団雌猫さんの本は、浪費・美意識・恋愛、あと『浪費図鑑』、すべて持っており、端的にいうとただのファンです。(関西イベントのチケットもとりました。)

 

 

 

私にとっての東京ソングは『Tokyo holic/関ジャニ∞』。東京は物語が始まる場所で、夢みたいな時間が流れ、キラキラの夜景をつくる人々は、見栄っ張りで置き去りにされまいと必死で、それでも右肩上がりを信じて刺激的な毎日を送っているんだろう

そんな生活は私には絶対に似合わないし、I don't like you, Tokyo!だよちくしょう、と思っていました。

そもそも、東京の「東京がいちばん」感が嫌いでした。あんな狭い土地にあるお店が次々紹介されるテレビも嫌いでした。当たり前のように自分たちのテレビ局を「8チャン」というのも嫌いでした。面白そうなイベントが乱立しているのも嫌いでした。ロフトプラスワンとかこっちにはないよ、どこでやんの?公民館?みたいな。所詮私たちは文化を生み出す側にはなれないと思いました。東京から与えられるものをただ享受するフォロワーにしかなれないんだなと思いました。

刺激的な日々がとても羨ましくて、激しく嫉妬していました。それでもやっぱりそこにいる自分は想像できませんでした。きっと、東京は私を受けいれてはくれない。

なんていうか、クラスの人気者見てる気分です。東京は、可愛くて、スタイルも良くて、家もお金持ちで、オシャレな服をたくさん持ってて、かしこくて、運動もできて、いつもたくさんの人に囲まれている、そんな子。それならこっちはサブカルに走るしかないじゃんって感じ。いや、サブカルの中心は東京なんだけど、そういうことじゃなくてね。

 

 

東京、というよりも、東京っぽいもの、に対する憧れなのかもしれないです。

 

だから、東京に住みたいかといわれると、別に、だったりする。

だって、東京に住んでいなくても困ることなにもないし。

 

悪友をよんで、東京について考えました。

東京ってだけでこんなに胸がざわつくのはなんでだろう。それなのに、東京に住もうと思わなかったのはなんでだろう。

 

もしかして、私は、今の生活にわりと満足してるのかもしれない。でもどこかで東京ちゃんへの憧れや嫉妬がすてられないのです。

 

そこまで考えて、やっと、素直に、I can't hate you, Tokyo!と思えました。東京ってそんなに悪い子じゃないのかもな、と思えました。ただ、ちやほやされていることがムカつくだけで、明確に嫌う理由もなかったのかもしれないなあ、と。

 

Tokyo holicはとてもよくできた曲です。等身大の焦がれた気持ちが投影されているようで、すこしファンタジーのようです。ここで表現されている世界が、いわゆる多くの人が想像する東京で、東京が持っていて欲しい物語なんだろうなとも思います。

 

きっと、私と東京の距離はかわらないまま。たまに悪態をつきながら、それでもI can't hate you, Tokyo!なのでした。

 

ちなみに、私のジャニヲタ生活においては、今の住みかはそんなに悪くないと思っています。自担は5大ドームがメイン会場なので、東京に行かないと見られないものってあんまりなかったりします。5大ドームの前では東京も我々も平等。メディア出演はいまどきどうとでもなるし、関西出身の彼らの意識は西高東低だ(とされている)から、ファンとしても東京に焦がれる気持ちが少ないです。舞台や映画の舞台挨拶、番協なんかはちょっと大変だけど、私はコンサートを1番重視してるので、わりと執着せずいられています。(年に数回の東京遠征くらいなら、不自由なし。)
ただ、それは、地方都市である名古屋に住んでいるからかもしれない。地元に住んでいたら、きっと、もっと外に出たい!と思ったでしょう。今も、東京に住まなくてもいいけど、新幹線が通っていないところに住むのは嫌だな、とは思います。って思ったんだけど、「ちょっと行ってみようかな」って動くのは難しいことが多いです。名古屋は平日公演なることも多い若手グループのコンサートは、行きたい行きたいといいながら、なかなか足を運べていない。。。そう思うと、東京に住んでいたら世界はもっと広がるのかなあ……そのとき、自分をコントロールできるものなんだろうか……。

ジャニーズ楽曲大賞2017

King&Princeのみなさま、デビューおめでとうございます!Jr.時代から(名前くらいですが)知っている子たちがデビューするのはYou&J以来だったので、私もとてもテンションがあがりました。ジャニーズも裾野が広がり、デビューが全てではありませんが、おめでたいことには変わりないですね。表も裏も、光も闇も、すべて楽しめるジャニーズというコンテンツの強さを改めて感じています。

 

さて、今年もジャニーズ楽曲大賞の季節がやってきました。楽曲大賞にかけるジャニヲタの熱意と、わりかしきちんとした数字になっていそうなところが好きです。KAT-TUN担が校舎裏に集合するとこも含めて。

観測範囲が広くない私も期限ギリギリに投票したので、備忘録として残しておきます。

 

5位 「背中越しのチャンス / 亀とP」

振り付け、メロディー、名前、グループを超えたユニットとしての大正解でした。ファンタスティポとか愛しのナポリタンとか限定ユニットだからできる1曲ってやっぱりある。背中越しのチャンスはそれらよりも正統派に近い感じではあるのかな。たくさんの音楽番組で見た印象があります。「スキ」ってやるのめっちゃかわいいよね。修二と彰世代なので、それだけで加点対象。

 

4位 「DONAI/関ジャニ∞

前髪重めの渋谷さんがモニターを見下ろすことを多用する時期に「間違いの恋でも素敵やん」と言わせてくれてありがとう。何回見ても慣れずにヒィッと声をあげていました。メンバーそれぞれが主役をはれる曲。自担の安田くんはフェイクと最後の股間アップを担当していました。蔦谷氏といしわたり氏、おふたりとの出会いの場関ジャム、全部繋がってできたのも嬉しい。

 

3位 「JAM LADY/関ジャニ∞

伝家の宝刀で貴婦人の密林をオゲレツにOK Let's Goする曲です。作詞作曲はわれらが安田章大!小技が効きまくりっていうか全編韻を踏んだ歌詞って何事?って感じだし、そもそもジャニタレがこんなアッパーにエロい曲作っちゃっていいの?っていう気もするし、とはいえ腰振りキス音大好きですありがとう!!!ってなるので、安田章大は本当に恐ろしいな、と思いました。正直、この曲作れるジャニーズいないし、この曲ジャニーズに提供できる人もいないよ。どうやら裏メッセージも隠されていて、一番伝えたいことはDメロにあるらしいんですが、私はそこまで解読できていません。それでも十分楽しいし、バカになってキャーって言えるので大好きです。

 

2位 「今/関ジャニ∞

「面白い大阪の兄ちゃん」「明るく楽しいにぎやかし」というパブリックイメージを構築し直すきっかけになるような大きな1曲でした。(それでも紅白は「にぎやかし担当」であり、錦戸亮ちゃんはラジオで「いつになったら抜け出せるのか」とぼやいてましたが。)いわゆる関ジャニ∞のイメージと違い、真面目で爽やかな曲ですが、前向き加減は今までと重なるところもあり、お茶の間にも違和感なく浸透するのではないでしょうか。*1関ジャニ∞2017を代表する1曲でした。テレビで11回もやったし。

 

1位 「Street Blues/関ジャニ∞

特に安田担にはたまらない曲。ほんとうに、ほんとうに大好きなので、絶対ライブでやってください。 

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とにかく安田章大の能力の高さを知らしめるです。できる子安田くんが好きなので、彼のすごさを耳元でいっぱい感じられるのが幸せでたまらなかった。繰り返しますが、絶対ライブでやってください。このまましれっと忘れさられるには勿体無すぎる。

 

 

未音源化部門1位は「俺節/安田章大」へ、現場部門は「ジャム」、MV部門は「Sweet Parade」に投票しました。

 

あぁ、毎年こんな大規模イベントを主催してくれる方は本当にすごい。参加人数18,000人ってアリーナくらいは埋められるってことだもんね。

とにかく、発表楽しみです。

*1:ただし関ジャニ∞は決して前向きで明るい人たちではない、と思う。そこが良さです。

2017年現場まとめ

2017年が終わりますね。ここに来て髪を染めた自担の「しばらくは黒や茶色に戻す気は無い」という宣戦布告に動揺が隠せない年の瀬に、今年の現場を振り返ります。ネタバレあるかもしれないのでご注意ください。とくに最後、公演中のKinKi Kidsコンの話してます。

 
We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017 〜TSUYOSHI&YOU&KOICHI〜

  • 1月2日@東京ドーム

KinKi Kidsめっちゃ踊る!!と思ったことを覚えています。光一さんは踊ると思っていたけど、剛さんもめっちゃ踊るね?

ハイクオリティなパフォーマンスを満喫してとてもいい年明け。キンキコンに行くのは久しぶりだったんだけど、2人の作る世界観に引き込まれました。KinKi Kidsってブランド。

 
関ジャニ’s エイターテインメント

  • 1月14日@京セラドーム
  • 1月15日@京セラドーム

関ジャニ∞新たなステージにあがった!と思って感想を書きました。 

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「関ジャム」「バンド」「音楽」という2017年を予感させるようなライブだったなぁと思います。このエイタメから始まり、メトロック〜ジャムという流れが、音楽番組の扱いの変化、すなわち世間イメージの再構築へとつながっていくのでしょう。

エイタメを象徴するようなNOROSHIとTokyoholicがジャニーズ楽曲大賞をとったのも納得だと思います。このとき入った席が花道横でヤスくんのキラキラを浴びまくって恋に落ちたのもいい思い出。

 
俺節

  • 6月9日@赤坂シアターACT

今後安田章大を語る上で、俺節は大きなポイントになるでしょう。安田章大が培ったものを存分に炸裂させながらも、未来や伸び代を感じさせられる舞台でした。カリカリに痩せてたヤスくんが懐かしい。

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ベターハーフ

風間くんのかっこよさを発見しました。知らなかったカザポンの魅力…これ沼じゃん…。会社の人に誘われて何気なく行ったのにとてつもなく良かったので、人の誘いには軽率に乗っていこうと思いました。

 

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ジャム

初日の札幌、真ん中の名古屋、ラストの福岡に参戦しました。1つのコンサートで6公演はいったのは私史上最多でしたが、どれも最高に楽しくて良かった!チケット関係でお世話になった方々には本当に感謝しかないです。

福岡で髪を切ったヤスくんがかっこよすぎたのは忘れられません。ビデオ撮りに合わせて爆イケ天使になった自担は天才!
初日から各曲のクオリティが高くて、名前を出して提供された曲に対する責任感を感じました。今までも名前出てたけどね、まぁ、でも初日から完成されてるなぁー!と思いました。

前半バンド、後半ダンス(アイドル)という珍しい構成は大当たりだったと思います。関ジャニ∞である以上避けられない問いを、大胆かつシンプルな方法で解決してきたのはあっぱれ。メトロックをなぞったことにより、2017年のキーワードがより明確になったと感じました。

個人的にいちばんエモく美しかったのはノスタルジアで、物語性も曲もダンスもとても綺麗でした。早くDVDでじっくり見たいです。
夏ドームツアーは初めてだったわけですが、私は冬より夏の方が日程的に動きやすいし、荷物も少なくてすむので嬉しいです。夏ライブの開放感も好き。年内にDVDが出れば言うことなし。
あと、いろんなエイターさんとお会いできたツアーでした。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

Endless SHOCK

約10年ぶりのSHOCKでしたが、こーさまのフライングやキラキラが当時となにも変わっておらず、思わず舌舐めずりをしました。同時にshow must go onを体現した舞台で生きることの厳しさをひしひしと感じました。

内くんや文ちゃんを初めて拝むことができたのも良かったです。内くんの劇中のセリフをどうしても本人に重ねてしまって思わずウッ…となることもありましたが、それ以上にしっかりした成長と天性の輝きを感じられて嬉しかったです。

見終わった足で『エンターテイナーの条件』を買って読み、堂本光一に畏敬の念を抱きました。定期的に読み返したい1冊。


KinKi Kids Concert 20.2.21〜Everything happens for a reason〜

  • 12月16日@東京ドーム

「お客さんも緊張してるやん」と光一さんは言っていたけれど、それは本当にそうだったと思います。うちわもペンライトもないコンサートでなにが行われるかわからない不安もあったし、単純に剛さんは歌えるのだろうか?という心配もあったのだけれど、それ以上に、ドームを包み込む厳粛さというか、静かな高揚感というか、格式高いホテルにいるような、そういった雰囲気があるなぁと思っていました。
暗いドームを照らす照明やレーダーはどれも上品でもても綺麗でしたが、広い空間でメインステージしかないのも(センステもバクステもトロッコもフロートもなし)、そこにたくさんのオーケストラがいるのも、客席が座って観ているのも、やはり異質でした。これはなんなんだ?ここはドームなのか?と我に返ることもあり、ただそれは悪い意味ではなく、この場を成立させたKinKi Kidsの力と、お客さんとの信頼関係に、ひたすら圧倒されていたということです。ドームの客席を真っ暗にできるグループってどれくらいいるだろう?
また、オーケストラアレンジ(と着席観戦)によって歌詞をよく聞くことになったからか、どの曲も本当にいい曲ばかりということに改めて気づかされました。とてもストレートに愛を語っている曲が多い。歳を重ねると、晴れた惚れたが嘘くさくなったり変に生々しくなったりするものですが、KinKi Kidsの2人はいつまでもファンタジーのようで、2人の歌う愛は私が知っているそれとはやや異なるもののような気がしました。眞子さまと小室さんのプロポーズが話題になりましたが、そういった、憧れの存在というか、感情はとても理解できるけれど、自分の日常とは絶対交わらない世界の話のようでした。
ベストな状態ではないかもしれないけれど、確実にKinKi Kidsにしかできないコンサート。しみじみとKinKi Kidsが好きだなぁと思えたコンサートでした。

 

 

なんやかんやとても充実した1年でした。本当はもっといろいろなグループのコンサートや舞台に足を運びたいのだけれど、ぼーっとしてたら終わってることが多く、そもそもチケットもないし、なかなか実現できていません。ジャニーズ以外も見たいものはいっぱいあるけれど、今年のペースに上乗せしていこうと思うと、いろいろ頑張らないとな〜という感じ。ただ、ここ数年、「今見ているものは永遠ではない」「いつか思いもよらなかった形でなくなることがある」という気持ちにさせられることも多いし、行けるものには出来るだけ行きたい所存。。。なるべくフットワーク軽く、でも負担にはならないように遊んで行きたいですね。

ちなみに2018年一発目はEndless SHOCK@帝劇になりそうです。優馬たん、めっちゃ楽しみ!!