ジャニオタに出戻ったわけ

どうも初めまして。関ジャニ∞安田くん担当のつなと申します。
最近ジャニーズやその他趣味のブログを楽しく読ませてもらっていて、まぁとにかく楽しそう!と思ったのでブログを始めてみることにした。とりあえず今回は自己紹介も兼ねて、わたしがどのように関ジャニ∞に”出戻った”のかを書いてみたいと思う。

 

そもそものわたしとジャニーズ出会いは、母親が現場大好きなミーハー種族だったおかげで、物心ついたころからSMAPコンサートに連れて行かれていたことだ。親子席じゃなくて(当時そんなのあったのかな?)、スタンドから背伸びしてみるSMAPはとても輝いていたんだと思うけど、それ以前に良く見えない、って思った気がする。でもMCがとてもおもしろくて、音楽にあわせて大勢がとんだりはねたりして、揺れているペンライトはとてもきれいで、これはたまらん!!!って幼心に思った。そんな環境で育ったから、まぁ素直にジャニオタの道に転がって行くよね。
初めて自分でとったチケットはKinKi KidsのF Concert-Fun Fan Forever-だったと思う。暗くなって、どーんって音がして、イントロなしに歌い出すカナシミブルーがめっちゃめっちゃめっちゃかっこよかったの覚えてる。全身鳥肌。そこからしばらくゆるい光一担だったのだけれど、高校にはいり、いろいろあって気づけば関ジャニ∞にだだはまりしていた。バイトもしてなかったから毎月のお小遣いのやりくりを必死に考えて、行ける現場には足を運び、買えるCDやDVDはぜんぶ買った。時期にしてちょうどF・T・Oくらいからズッコケ男道くらいまで、私の生活の大多数を彼らが占めていた。ジャニオタが楽しすぎて楽しすぎて、ジャニーズ最高一生ついていきますから!!!!って本気で思っていた。

 

 

のに!

 

 

大学にはいって2年目の夏にわたしは関ジャニ∞のファンクラブを抜けた。

 

 

非常に切ない。ジャニオタという青春のレンタル期限はまだ続いていたであろうに、わたしはその期限より早く、返却ボックスに返してしまったのだ。(ジャニオタ以外の青春はレンタルできませんでした。)その理由をまとめておく。もしかしたら本気でヲタ卒目指している人(そんな人いるのか)の参考になるかもしれないし、ヲタ卒しそうな人を引きとめようとしている人(こっちはいそう)の参考にもなるかもしれない。

 

 

1.お金がなかった
はい、単純!
特別苦学生というわけじゃなかったものの、それでも普通にお金がなかった。ジャニオタはまぁとにかくお金がかかる。ジャニオタに限らないかもしれない。向こうはお金を落とさせようとしてくる。それに対してお金を落とさせてくださいっていう関係。主従関係の意味が分からない。資本主義が聞いてあきれるくらいなにも平等じゃない。
またお金がなかったことに加え、いろいろなものにお金を使う楽しさに目覚めてしまった。例えば洋服だとか、ランチだとか。普通の女の子が「かわいい、買おうかな!」って言って買えるものを、同じように躊躇なく買える楽しみ。「ワンピースが8000円…1公演分か」というジャニオタ電卓を止めておこなう買い物はなんて自由で気持ちがいいんだろう!全ての価値を一回ジャニーズ貨幣(舞台・コンサート・CD・DVD・写真・グッズ・遠征代など)に換算する買い物はもうこりごりだ!と思った。

 

 

2.忙しかった
これまた、単純!
大学にはいって始まった1人暮らし。授業はもちろん、バイトやサークルに精を出していたため、ジャニーズを追いかける時間がなかった。世界が広がりすぎた。

 

 

3.つまり、他に楽しいことをみつけた
結局。
いままでジャニーズ中心にまわっていた世界を、サークル中心に変えてしまった。お金も時間も優先順位はサークルだったから、そりゃあジャニーズにつぎ込む余力なんてないよ、って話。

 

 

4.まわりにジャニーズ好きな友達がいなかった
でも一番でかいのはこの理由なんじゃないかと思う。
学部でもサークルでも、友達にジャニーズがすきな人がいなかった。いや、いたのかもしれない。しかしわたしはどのコミュニティでもまずジャニーズ好きを隠すという癖があるため、なかなか見つけることができなかった。ひとりでオタク活動をしていくのはさみしい。できれば誰かと思いをぶつけあいたい。コンサートだってカラオケだって一緒にいきたい。ドラマに出ることが決まっては喜び、雑誌のビジュアルに難癖つけながらデレデレと自担への愛を垂れ流したい。それができる友達を見つけることができなかった。いまはTwitterがあるので、わりといろんな人の意見をみたり、自分の感想を書き込んだりできるが、当時はmixi全盛期、TwitterよりはクローズドなSNSしか普及しておらず、それも難しかった。

 

 

そんなこんなで気づけばジャニーズからも関ジャニ∞からも距離をとるようになってしまっていた。
その間関ジャニ∞はぐんぐん大きくなり、5大ドームツアーや24時間テレビの司会をするようになっていた。わたしはそんな彼らの活躍をなんとなくは知っていたものの、あの時の情熱はどこへやら、すっかり他人事だった。

 

 

けれど!!!

 

 

空白期間約3年とちょっとを経て、この度めでたくジャニオタに出戻ってまいりました!!!!ぱちぱち。担当は、あの頃とかわらず、関ジャニ∞安田章大くんです。

 

てなわけで、本当にきれいに出戻った。
新しい誰かに降りる(こういう場合も降りるっていうのかな?)わけでもなく、関ジャニ∞に出戻った。きっかけはいろいろあるけれど、結局フラッと2013年コンサートJUKE BOXに行ったのが大きい。これはやはりジャニーズのコンサートの楽しさ、とくに関ジャニ∞のコンサートの楽しさを象徴してるなって自分でも思う。とは言うものの、一応puzzleコンまでは毎年1回は関ジャニ∞のコンサートに行っていたし、5ドームツアーも1回だけだが入ったし、母に連れられSMAPのコンサートにも行っていたので、JUKE BOXはあくまでもきっかけのひとつにすぎない。ジャニオタに出戻った理由はおそらく以下のこと。

 

 

1.お金ができた
社会人になって余裕がうまれてきた。お金をもったオタクはこわいよ。

 

 

2.時間ができた
サークルを卒業したのと、仕事が意外と忙しくなかったことで、時間に余裕ができた。生活の中心があいてしまった。

 

 

3.他に楽しいこともみつけられていない
社会人になっていろいろ手をだしたものの、これといった趣味がみつけられておらず。

 

 

4.まわりにはジャニーズ好きはいないけれど、ネットの世界にはたくさんいた
先ほども書いたけれど、やはりTwitterの存在が大きい。あとブログね。素敵なことばでジャニーズを記述できる方の多さに本当に驚いた。うわなにこれ楽しい!と思った。そうなったら次は私もやりたい!だった。気づけばTwitterアカウントを開設していた。拙い(というかボギャブラリーがほぼない)ことばで感想を書き込んだりしているうちに、少しずつだけれど、エイターさんとお話をするようになり、もうこれは、楽しいぞ!!!って思っている。やはり思いを表現できる場は大切だ。

 

 

 

つまり、「ジャニオタに出戻った理由」は「ジャニオタを辞めた理由」が解消されたから、というわけだった。
他ジャニーズではなく関ジャニ∞に出戻ったのは、デビュー前後のいちばん熱くて不安定な時期を見てしまったから、というか、その時期を体験するのがすきだったから、という私の嗜好の問題だと思う。初めてみたものを親と思う的なあれ。結局好きだったんだもん。俺らに一生ついてこいよって言うんだもん。って頭にお花まきちらしながら(花冠じゃないよ)言っておく。ただ、発言や思いなんて全然確約できるものではないことは、一度ジャニオタを辞めたからこそ、身にしみてわかっている。一カ月後に担降りしている可能性も無きにしも非ず。それでも、しばらくは、この環境から抜けだせない予感はぷんぷんしている。

 

 

 

ここからはただの愚痴、というか後悔の念。
ジャニオタを離れていた日々も楽しかったし、充実していた。
それでもあんなに「8周年はお祝いしよう!」って思っていたのに、なんでこんなアッサリとスルーできたのかな当時のわたし!!薄情にもほどがあるよばか!!!ばかばか!!!!そんでもって8UPPERSなにこれ!これ徐々に明かされてったんでしょなにそれ楽しそうすぎる!!!めっちゃかっこいいんだけどこの人たち!!これを逃してふわっと学生してたなんて人生損してる!断言する!!人生損してるよわたし!!!!
もうとにかく当時の熱量やおこった出来事を体験できていないことが悔しくてしょうがない。戻れるなら戻りたい。でもどうしようもないから前を向いて生きる。これからは見逃さないようにしっかり目を開いて生きることで、過去の自分を許していくことにする。