2020年 現場&配信ライブ振り返り

まずは、皆さま、お疲れ様でした。大変な1年でしたね。言い飽きたし聞き飽きたけど、まぁ大変な1年でした。私はかなり恵まれた環境だったと思いますが、それでも、毎日が平坦になり、何を目指して生きているのかわからなくなった春〜夏頃、こんなに日々は鉛色だったか?!と絶望に暮れていました。その中でも嬉しいことがあったり、反対に悲しいことや怒りを覚えることもあったりして、徐々にこの生活に慣れてきた感じもします。改めて、自分は何を大切にしているか、何に心を揺さぶれるのかが炙り出された1年でした。というわけで、現場振り返り…をするほどもないので、配信ライブも併せて振り返ります。どん。

 


関ジュ 夢の関西アイランド 2020 in 京セラドーム大阪 ~遊びにおいでや!満足 100%~ @京セラドーム 

関ジュコン、楽しかったなーー!2日間参加しました。単独が決まって泣くとあちゃんを見て泣いたのも、袴を着た恭平くんこじけん大晴くんを見たのも、今年のこととは思えない。わたし的1日目が終わった後、いろんな人格をおろしすぎて、もう複数グループのJr.が出るコンサートに行くのは無理だ……って思ったんだけど、2日目終わったら楽しくて、能天気に、また行きたい〜!と簡単に寝返ったのもいい思い出です。あと、やっぱりドームって大きいなって思ったし、この人数を同じタイミングで同じだけ熱狂させるってめっちゃ難しいことなんだな…とも思いました。肝心の公演は正直あんまり覚えてないんだけど、Dear Womanがとてもよかったのは覚えている。みっちーのSMAPセトリには絶大な信頼を寄せているし、今後もとても期待しています。

 


Endless SHOCK@帝国劇場

タツヤのライバルがめっちゃよくて、超楽しかった!!!この解釈でこの演技プランでライバルやるんだ?!って軽く激震(へんな言葉)走ってましたね。これまでのライバルは、コウイチに憧れながらも、2番手でいなければいけない苦しみだったり、足りないことへの葛藤だったり、若さゆえの甘えだったりが感情の中心にあったと思うんだけど、タツヤはゴリゴリにコウイチにムカツいてて笑ったな。まじで、なんなんこいつ?!って思ってんだろな〜っていう狂気。そもそもあなたたちやりたいこと全然違うのに、同じカンパニーにいるのは無理があるよ、やめなよ…。上田くん、ほんとに華があって見ていて気持ちよかったです。来年も期待。

 


実際の現場は以上2つでした。死んだ子の歳を数えても仕方ないように、なくなった公演のチケットを思い返しても仕方ないんだけど、ほんとは、あの舞台もあのコンサートも行くつもりだったのに、と思うと…コロナめ……。

 


以下は配信ライブの話。

 


IF or…NEO / 村上信五

配信イベントがどんなものかも分からず、お互い試行錯誤だったな、と思います。でも、楽しかったよね。有料でアイドルしてくれるヒナちゃんがすき。青いイナズマはやばかった。ありがとう。

 


Johnnys' DREAM IsLAND 2020→2025

ドリアイはなにわの日、WEST、関ジャニ∞、なにわ男子、りとかんを見ました。

なにわの日は、コンサートってやっぱりめっちゃめっちゃめっちゃ楽しい!!!!を存分に浴びました。配信ライブで心地よい疲労感まで味わえるんだ…という気付き。フェスという形もおもしろかったし、ファンのためのイベントって感じがして、感慨深かったです。ペトラ前の音声が入っちゃったの可愛かったな、Dye Dで昇天したな。誇張なしに、生きる希望で、エネルギーをもらったコンサートでした。

関ジャニ∞は、マーメイドやるなんて聞いてない。夢だったのかもしれない。他のグループもそうだけど、松竹という舞台を軸に関西ジャニーズのファミリーを存分に浴びました。やっぱり関西のコンサートはめちゃめちゃに楽しい。情緒無視でも謎セトリでも無条件に楽しくなっちゃうのは、チームワークと気概のなせる技なんだろうな。「盛り上がれんのか?」「俺ら次第や」という円陣に全てが現れてるなぁと思います。なにがなんでも楽しませたる!がどのグループからも伝わってきて、ほんと楽しい。

 


Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂

如恵留くん、しめちゃん、うみんちゅ、ちゃかちゃん、7MEN侍、HiHi Jetsを見ました。

デジわとは?俺担とは?と疑問が晴れない公演でしたが、やっぱりソロコンや単独コンはやりたいことが思いっきりやれて、良いですね。まさかちゃかちゃんが拘束目隠しされると思わなかったです。良すぎて思わずちゃか担に連絡をしてしまいました。最終公演を買ったので追加できなかったのが悔やまれる。他に気に入ったのはHiHi Jets。HiHiのコンサートは毎度毎度おもしろいしクレバー。猪狩蒼弥と井上瑞樹のユニット曲だけでも売って欲しい。まじ痺れたし、あの曲だけで1公演買い足しました。

他にも誠実さだったり、世界観の構築だったり、各々の得意とするものが表現されてていいなぁと思いました。

この辺で気付き出した「知らないかっこいい曲はだいたいキスマイ」の法則。キスマイ通ってなさすぎて、こんなにいい曲がいっぱいあることも知りませんでした。勉強になった、これからも勉強したい!あと、Jr.は名脇役がすきってことも知りました。

 


第24回 堂本剛 独演会 小喜利の私〜リモート剛で堂も初めましての陣〜第一弾?

まつまつが爆発してて辰巳くんが不憫だった回。元太の天才的な答えにもめっちゃ笑ったけど、まつくが大喜利的おもしろさを光らせていたのもお腹痛かったです、はぁー笑った笑った。まつまつの個性が際立っていたので、逆に辰巳くんじゃないと成立しなかっただろうなとも思いました。辰巳くんお疲れ様。辰巳くんの良さを改めて知った2020年。

 


ENTER 1234567 / Travis Japan

Jr.コンの良さって、オリジナル曲以外の曲がなーーーんでもできることだと思うんですけど、トラジャも、自分たちのやりたい曲をうまく構成し、それがとてもハマっていました。JAM LADYをお手振り曲にしたのは、新解釈だったけど、そもそもジャムレを発掘してきたのめちゃ偉くない?すごい!あと、のえるくんのソロがとんでもなかったのは強烈に印象に残っています。トラジャの強度を感じた瞬間だった。あと、やっぱりダンスはピカイチだし、人数が多くて会場に散らばれるのは華があってよかったです。なんだかとても楽しかった〜!

 


〜L&〜 / King&Prince

王子がシャンデリアに乗って登場したので度肝を抜かれました。ナミウテココロの演出がめっちゃ好きでした。会場で見てみたいな〜〜〜〜キンプリのチケットが私の手元にやってくる気がしないけどな〜〜〜〜。ナミウテココロからBounceまでの流れに見惚れました。最後、客席一面を布で覆い、その上を船で帰って行くのは、配信ならではでおもしろかったです。"配信ならでは"を求めてしまう自分がいる。あと、やっぱり平野紫耀はすごい。曲ごとに表情だけでなく佇まいも歩き方も変わるので、圧倒されてしまいました。計算なのか感覚なのか、どっちも持ってそうなのがまた恐ろしい。

個人的には、キンプリにもっと治安悪いコンサートやってもらいたいんだけど、なかなか難しいんですかね。キンプリって、いい意味でリアルさを失わないし、柄悪いのも得意そうだから、そちらの方が本領発揮できるのでは?といらん提案をしてしまう。。。

 


2D.2D. / SnowMan

え、体力おばけなの?っていうくらい、ずーーーーーーーっとアゲ↑でずーーーーーーーーっと踊ってて、噂には聞いてたけどこれがSnowManの強さなんだ?!と改めてびっくりしました。終盤でステージにあるアスレチックでぐるぐる回り出した時、正気か?!って言っちゃった。実際の現場で見たら、もっともっとびっくりして、ずっと、えー?!えー?!って言ってると思う。オリジナル曲だけでデビューコンができるという歴史の重みも感じましたね。そんなデビューコンがお客さんいれてできなかったことを素直に悔しいと言っていたことも印象的。個人的にはDDを2回歌っていたのが、デビューコンぽくていいなと思いました。あらゆるバージョンでデビュー曲を歌ってこそのデビューコンだよ。まぁでもそんな細かいことは置いておいても、無条件で楽しめるくらい、SnowManのフィジカルとメンタルは強かったです。

 


POP×STEP!? / Sexy Zone

 まずは、POP×STEP!?が形になってくれて、本当によかった、これに尽きます。 3月14日の福井から、いや、アルバムが発売された時からずっと、見たくて見たくて仕方なかったコンサートが、お蔵入りしなかったことがとてもうれしかった。安心もしました。セトリが短くなっていたり、思わぬセトリ落ちが発生していたり、コロナを恨めしく思うこともあったけれど、春頃のやるせない気持ちを思うと、とにもかくにもPOP×STEP!?が具現化されたことへの感謝が大きくなってしまうのでした。ありがたや。Sexy Zoneがいつもと変わらない迫力でパフォーマンスしてくれたのもうれしかったです。Sexy Zoneが熱量高かったから、こちらも置いてかれず、冷めずに楽しむことができたな。細かい話をすると、雨の演出も、斜めの舞台も、軽やかなケンティーも、花束もって跪くところも、どれもとてもよかったので、これは円盤で楽しみます。そして、なによりも、5人のRUNは忘れられない。5色の花道を走る後ろ姿が見られて本当によかった。10周年、楽しみです。

 

 

V6 For the 25th Anniversary / V6

配信に完全に振り切ったコンサート。コンサートというか、ショーに近いのかも。ステージが神出鬼没って、そんなことある?!配信に振り切るって、映像演出をつけるとか、カメラワークとか、合成とか、いろいろあると思うんだけど、V6はわりと物理で殴りかかってきてて、そこが面白かったです。いきなり現れる筒、筒かと思ったら布だった、布バカでかい!!とか、そういうのが1番強くておもしろい。見てる方からすると、技術ってある程度までいくとサチってしまって、技術的なレベルと得られる効果があんまり比例しないな〜って前々から思っていたのですが、その気持ちを強くしたコンサートでした。配信に振り切ったコンサートで、そう思ったのはちょっと意外。まぁでもエンタメはおどろきだから、理解するんじゃなくて、おどろきを感じたいんだよな〜。で、V6のコンサートは終始おどろきの連続で全く飽きることがなく、ずーっと楽しかったです。1番の配信ライブはどれ?と聞かれたら、これを挙げるかもしれない。25周年コンサートなのに、定番お手振り曲メドレー的なものも、エモ演出も(本編には)なかったことも、かっこよかったです。エンタメの矜持を感じました。去年のKinKiコンでも思ったけど、ベテラン勢がスキルゴリ押しの最高コンサートやってくれると、希望が持ててとても嬉しい。わたしもかっこよく歳を取りたいな、と思います。

 


アラフェス / 嵐

今年、嵐は可愛い、と何回思ったことか。どんなにシリアスな場面でもどんなに大きな存在になっても、とにかく嵐は可愛い。可愛いって愛すべしって書くんですよ……で、アラフェス、これでもか!ってくらい嵐にしかできないことがぶつけられてて最高でした。端的にいうと、金かかってんな〜!なんだけど、下品じゃないからすごいよね。正直よくわかんないワ!ってなるくらいすごいんだけど(オーケストラとか)、そういうすごさの中にいても、嵐はとても可愛いので、これが嵐の強みだなぁと思いました。火事か?ってくらいの花火あがってて笑ったし、そういう最高さを常に求めているところがある。voyage見てると、嵐もやりたかったことをたくさん諦めた年だったんだろうなぁと思っちゃうんだけど、それでもエンタメと感謝を届けたいという確固たる思いが強すぎて、トップのプライドを感じました。圧倒されたなぁ…。個人的には、本棚の前で質問に答える子こと空応龍くんがバックにつくと聞いていたので、それも楽しみにしていました。思ってる空くんは、質問答えてるときの10倍くらいシュッとしててかっこよかったので、やっぱりジャニーズは歌って踊ってナンボだな〜と思いました。

 


Kansai Johnnys' Jr. DREAM PAVILION 〜Shall we #AOHARU?〜 / なにわ男子

当時のツイート見たら、「高貴なサンリオが出てきた」って書いてありました。どういうこと。とにかくかわいかったんでしょうね。なにわちゃんはみんなちまっこくて顔がきゅるきゅるでかわいいです。その中でも恭平くんがかっこよくなっていたのと、丈くんが綺麗だったのが強く印象に残ってます。どんどん垢抜けていくのですごい。あとはやっぱりみっちーのSMAPセトリが最高、というか、SMAPの口ずさむみっちーの澄んだ瞳が忘れられないです。瞳、澄みすぎなんだよな。

 


Johnnys’ Jr. IsLAND FES / HiHi Jets、7MEN侍、Jr.SP、ジャニーズJr.

それぞれのグループが際立っていて、技の頂上決戦でした。やっぱりHiHiの現場に行きたすぎるよね、センスが良い。まさか令和にliving largeが聴けるとは思わなかった。これはスタッフさんの案らしいですが、それを取り入れて咀嚼するところが、素晴らしいな〜。絶対猪狩蒼弥の選曲だと思ってたんだけど、違うらしいです。あえて、振付師さんに選曲してもらって幅を増やすらしい。クレバー!猪狩くんが選んだんじゃないのはちょーっと残念だったんだけど、でもそう思わせるくらい自分たちの曲にしてて偉いなぁと思いました。あと、HiHiってやんちゃっぽいし反骨っぽいけど、嵐みたいなさわやかなのも似合うからおもしろいですよね。

 


Johnnys’ village / 村上信五

超良イベントだった!!!有岡くんの株が急上昇。ヒナちゃんのトークも引き出しつつ、全体のバランスも計算して、出るとこ出て引くとこ引いて、うまいな〜!拍手!!単純にトークもおもしろかったし、もしも塾の裏側が聞けたのも楽しかったです。たまにヒナちゃんから出る本質的なアドバイスにドキッとしつつも、直接言われるってありがたいだろうな〜と年長目線で見てしまい、私も歳を取ったなと思いました。これはヒナちゃんの後進育成なのかと思うと、妙にジーンとしたり。今後も続くようなので、とても楽しみにしています。長く続くコンテンツになってほしいな〜ヒナちゃん忙しそうだけど、何卒。

 


W Trouble / ジャニーズWEST

薄手の黒タートルに紫のセットアップの淳太くんがえっちでした。荒廃したJr.マンションで繰り広げられる剥き出しのカッコよさ!WESTのライブは楽しいと聞いていましたが、納得しました。あと、生バンドの強さを感じました。明らかに音に力があるし、迫力もあるし、華もある。画面越しでもわかるもんでした。今回のライブの特徴のひとつに、ファンから募った手作り団扇を客席に配置したこともあると思うんですけど、これも、なかなかグッときてしまいました。正直、客先にうちわ置くってどうなの?って思ってたけど、うちわに対して反応してる様子はうれしかったし、私のうちわでもなんでもないのに、伝わった!という気持ちになりました。不思議なもんです。うちわに反応するメンバーもとても楽しそうだったな。うちわコミュニケーションってコンサートを構成する一つだったんだなぁって存在のでかさを知る結果になりました。にしても、仮想ジャニオタとしてのうちわっていう概念がおもしろなんだよな…我々がキャラクターになるならうちわモチーフなんだろうな…うちわとは…。

 

  


というわけで、わりと配信ライブガッツだったと思います。配信ライブはチケツイをしなくてよくて楽。普段だったらこれだけの種類のグループのコンサートを見ることもできないし、配信になって普段より多くの人にSexy Zoneのコンサートを見てもらえたこともうれしかったです。だから、まぁ、悪いことばかりではなかったですね。

 

配信ライブとは?ということについてもごちゃごちゃ考えたりもしました。

daa8tn.hatenablog.com

少し話はずれるんだけど、週刊文春Womanで慎吾ちゃんが 、「画面上の演出を凝りすぎると、それは事前に収録して編集した方がいいものになってライブの意味がない」というようなことを言っていたのも興味深かったです。結局物理攻撃が一番強いということとも通ずるかな。"ライブ"を成り立たせるために必要なものはなにか、はこれからも試行錯誤されるんだろうなと思います。ちなみに、慎吾ちゃんは同じインタビューで「あそこで銀テ出せばよかったのに忘れてた!」というようなことも言っており、ヒュ〜〜ってなります。

 

実は2020年の配信ライブはまだ見納めではないのですが、This is 嵐の感想はきっとまとめられないと思うので、ここまでで。来年もよろしくお願いします。健やかな年になりますように!